ICタグに関するFAQ
- Q1
- ガードナーが採用したICタグとはどのようなものなのでしょうか?
- A1
-
まず、ICタグとは物体の識別に利用される微小な無線ICチップの事です。自身の識別コードなどの情報が記録されており、電波を使って管理システムと情報を送受信する能力をもちます。
産業界においてバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められてきましたが、それに留まらず社会のIT化・自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっています。
無線ICタグは対環境性に優れた数cm程度の大きさで、電波や電磁波で読み取り器と交信します。近年ではアンテナ側からの非接触電力伝送技術により、電池を持たない半永久的に利用可能なタグも登場しています。
形状は、ラベル型、カード型、コイン型、スティック型など様々であり、用途に応じて選択します。通信距離は数mm程度のものから数mのものがあり、これも用途に応じて使い分けられます。
製品にID情報を振るための規格では、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が中心となって進めている「Auto-ID Center」の取り組みが先行しています。また、日本でも、東京大学の坂村健教授などが中心となって「ユビキタスIDセンター」が設立され、大手電機メーカーなどが参加しています。
当社が採用したICタグはテキサスインスツルメンツ社製コイン型のタグで、ICチップも同社製のTag-itを使用しています。また、国際標準であるISO15693に準拠しております。比較的長い通信距離が取れ、機能が簡易的であるためコストを抑えることが可能です。
ガードナー使用ICタグの特長
- 通信距離が取れる為、読み書きの手間が削減
- 非接触でデータの書き出し&書き換えが可能(Read/Writeタイプ)
- ウェアをたたんだ状態での読み書きができる
- ハンディタイプでの運用も可能
- 洗浄耐久性に優れている